美容師の教育
今月号の雑誌『装苑』にアントワープ王立美術アカデミーが特集されていた。
マルタン・マルジェラなど数多くの新進気鋭なデザイナーを育成している有名な美術学校だ。
ここの学校の教育内容が紹介されていたのだが、これが面白い。
教育の一番の目的は『独創性』に向けられ、売れることなどのビジネス性はゼロ。
とにかく4年間、クリエーションのみを追求していく。
各学年末に課題の提出があり、クオリティが低ければそこで退学。
なので卒業できる人数も少ない。
カリキュラムにはスカートなどの基本的な造形学の他、
歴史衣装、民族衣装のリサーチなども徹底的に行い、
そこからオリジナリティのあるクリエーションを考えていく。
美容師の勉強にもファションの歴史やヘアスタイルの歴史、
民族的なヘアスタイルなどの勉強も必要だと思う。
特にファッション。
僕が思うにヘアスタイルはあくまでもファッションの一部で、
ただ単に造形的な凄さを追う時代は終わり、
その人の趣味嗜好、メイク、ファッション等、全体の中で
ヘアスタイルをどうするかを美容師はもっと学ぶべきだと思う。
自分がイメージする形を100%作り出す技術。
そこに歴史やファッションの知識が混ぜ合わさり
美容師として必要な感性が養われる。
Rawをもっと『美容師の学校』のようにしていきたい。

















コメントする